2021年11月10日(水)・17日(水)
@新潟市立内野中学校
対象:3年生
『学校に通えない子どものヒミツ』
(世界の不平等)
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経営情報学部1年佐藤彰太です。
11月10日に新潟市立内野中学校に派遣されワークショップを行ってきました。
今回のワークショップの参加者は、中学3年生ということで、
大人びた参加者なのかななどと派遣に行く前に思っていました。
ですが、その予想とは裏腹にみんなとても活発で、
積極的にワークに取り組んでいるように感じました。
私たちのワークでは、教育格差という言葉を知り、
私たちの知らないところで起こっている格差を実感。
そして、私たちの暮らしと比べて、差を見つけてもらい自分事として実感し、
自分たちでも行動できるんだということを伝える、
それがこのワークショップの目的だと自分は考えています。
このワークショップにおいては、概ね達成できたかと思います。
セリフを並び替えて、教育を受けられない世界の子どもたちの現状を知るワークでは、
短縮授業の関係で自分たちの生活との比較はできなかったものの、
グループの全員が積極的に参加し、答え合わせで一喜一憂し楽しんでいました。
そのため現状を知ってもらうという目的は達成できたかと思います。
教育を受けられない子どもたちはどうして受けられないのか、解決策を模索するワークでは、
「日本に呼ぶ」などのユニークなアイディアや、「支援金を送る」や「物資を送る」などの
現実的で実現できそうなアイディアまで幅広く、多くのアイディアが挙げられました。
ちなみに、私のグループでは用意したポストイットがなくなってしまうほどの
アイディアが挙げられとても嬉しかったです。
また、その共有としてギャラリーウォークをしましたが、
後半、「飽きた」「疲れた」と言って座り始めてしまう参加者がいたため、
時間の調節が大切なのかなと感じました。
短縮授業、グループ分け、答えの選択肢がないなど様々なトラブルがありましたが、
それを臨機応変に対応できていたと感じました。
ですが、そのトラブルの中には準備をきちんとしていれば、防げたものはあったと考えます。
次回は、来週また内野中学校でありますが、その時は今回の反省点を活かして
より良いワークショップになるよう頑張りたいと思います。
ちなみに、とても楽しかったです。
byファシリテーターさとう