2021年9月17日(金)
@十日町市立中条中学校
対象:3年生42名、2年生50名
『「違う」って楽しい!?』
(多文化共生)
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こんにちは!
国際学部3年の古関里桜香です。
私たち多文化共生チームは、9月17日に『「違う」って楽しい!?』というタイトルのもと、
十日町市立中条中学校の3年生と2年生の皆さんとワークショップを行いました。
今回のワークショップでは、身近にある文化に着目し、その背景を考える活動と、
その背景を踏まえて自分とは異なる文化を持つ人と
どのような考え方や行動をして共生していくかということの、
大きく分けて2つのことについて参加者の皆さんに考えてもらいました。
「より体験型のワークショップを行ってほしい」という派遣先の先生の希望もあり、
これまで行っていた劇を生徒さん数人にも参加してもらう、
参加型の劇として行ったところ、生徒さんの興味をより引くことができました。
また今回は、体育館でのワークショップで、
初めて広い会場で机を使用しないワークショップだったので、
会場が全体的に暗く、長時間の着座が難しく、
参加率をいかに持続させるかといった課題もありました。
そのためワークショップの中でメインファシリテーターが呼びかけて
参加者に立ってもらったり、派遣先の先生にも協力してもらい
適宜電気の点灯と消灯をしたりといった、場づくりにも気を付けながら行いました。
同時に反省点も多く見つかりました。
参加者の皆さんにこちらかが投げかける問いについて考えてもらいましたが、
あまり意見が出なかった場面がありました。
問いをもっと工夫することの必要性や
考えやすくなるきっかけを考えておくことが今後の課題となりました。
また、前半に文化の背景を考えたことを踏まえて、
後半に自分とは異なる文化を持つ人たちと同じ社会で
どのように共に生きていくかということを考えましたが、
その際に前半に行った活動を十分に活かしきれていなかったので、
今後は全体の流れをもっと意識したワークショップ作りを心掛けたいと思います。
今回110分間のワークショップを2回行った、
とても長丁場のワークショップとなりました。
しかし、その分参加者と一緒に活動する時間も長かったので
緊張もほぐれて和気あいあいとしたいい雰囲気でワークショップを行えました。
最後に生徒さんから「楽しかった」「また来てほしい」という声も聞くことができ、
楽しんでもらえたことへの喜びや安心感と共に、
改めてこのような状況の中、学校に招いていただき、
ワークショップを開催することができたことへの感謝の気持ちもとても大きかったです。
対面で行えた貴重な機会に感謝の気持ちを忘れず、これからも頑張っていきます。
ありがとうございました。
byファシリテーターこせき