2019年11月7日(木)@本学 国際交流センター
講師:戸中井三太氏
講演タイトル:発声トレーニング
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こんにちは。
新潟国際情報大学2年のやーしぶです。
11月7日、戸中井三太さんにお越しいただきました。
まだクリスマスではないです。
今回は『伝える』ということについて学びました。
人と話す時、何を意識しますか。
目の動き、唇の動き、表情、身振り手振り。
視覚情報だけでも様々で全部を見るのってなかなか大変ですよね。
それなのに、自分が何をどう話すのか、相手が何を言っているのか、
何て返せばいいのか、次は何がくるのか、その次は、、、
と頭の中で考えることも沢山あります。
話すのって大変ですね。
目を見て話すことって出来ますか?
それってなかなか難しいことだな。と、私は思います。
相手の目を見るということは相手も自分の目を見ているということ。
自分の内面まで見られている感じがして、少し怖くなります。
しかし、目を見るということが伝える相手を意識して、
『話す』動作に方向性を持たせるという効果があると戸中井さんは仰っていました。
『話す』ということは相手に伝わっていなければ意味がありません。
だってそれは独り言ですもの。
相手が聞き取って、理解して、考えて、思って、表現して。
やっと伝わった。
言葉にはそれ自体の意味だけではなく、感情も、心の温度も上乗せされます。
上乗せということは、それだけ重さが変化するということです。
感情も温度も無い言葉は、風が吹けば飛んでいきます。
受け取る準備をしなくても受け取れます。
軽いですから。
しかし、強い感情を持ち、心の温度が高い言葉はどうですか。
ずっしりくるでしょう。
ちょっとやそっとの風なんかじゃ飛んでいきません。
そして、受け取る側の感情や心に影響を与えるでしょう。
受け取られればの話ですが。
重いものを受け取る時にはそれなりの準備が必要ですよね。
準備無しでは耐えることが出来ず、落としてしまいます。
『話す』ことは「渡す」こと、「受け取る」ことのどちらも大切である。
コミュニケーションはキャッチボールだと言われることが多いですが、
私は複数の人とお手玉をしている情景が浮かびました。
投げることと受け取ることを同時に繰り返す。
息が合う人とは上手くいって、合わない人と上手くいかない。
投げる時は相手を思いやって受け取りやすいところを目掛けて、
受け取ることが出来る強さで。
受け取る時はどこに来るのか、どのくらいの強さで投げてくるのかを観察して準備をする。
普通に『話す』にしても奥の深いものだなぁと考えさせられました。
byファシリテーターやーしぶ