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県立羽茂高校・佐渡市松ヶ崎地区においてワークショップを行いました

2019年10月21日(月)
@県立羽茂高校・佐渡市松ヶ崎地区
対象:(羽茂)1年生、(松ヶ崎)小学校3年生~中学校3年生
『ファストファッション~服から見てみる不平等~』
(世界の不平等)
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こんにちは。
新潟国際情報大学3年の小泉きららです。

10月21日に、
松ヶ崎「子どもの元気は地域の元気プロジェクト」の
小学生・中学生を対象としたワークショップと、
新潟県立羽茂高等学校の高校生を対象としたワークショップを
行わせていただきました。

県立羽茂高校・佐渡市松ヶ崎地区においてワークショップを行いました_c0167632_15562881.jpg

私たちのワークショップでは、
ファストファッションを題材に世界の不平等を考えます。

ワークショップの流れは、
まず服はどこで、誰によって、
どのような環境で作られているのかを写真を見て考えます。
そして縫製工場で働く女性の動画を見ます。
最後に、なぜ生産者はこのような環境で働かなければいけないのかを考えます。

最初のワークでは、写真を見て、気づいたことや感じたこと、
疑問に残ったことをチームで話し合いました。
縫製工場で働く女性の写真を見て、参加者の中には、
「楽しくなさそう」「建物や設備が古い」といった意見がありました。

県立羽茂高校・佐渡市松ヶ崎地区においてワークショップを行いました_c0167632_15565397.jpg

次のワークでは、動画を見て
写真だけでは分からなかった状況を知ってから、
気付いたことや感じたことを話し合いました。
「給料が低い」「雇い主はどうして暴力をふるうのだろうか」といった
意見がありました。

最後になぜ生産者はこのような環境で働かなければいけないのかを考えました。
「働く人を守る法律がないため」「国の経済を支えるため」
「貿易でお金を稼ぐため」といった意見がありました。

県立羽茂高校・佐渡市松ヶ崎地区においてワークショップを行いました_c0167632_15572171.jpg

今回私はメインファシリテーターとして司会と進行をしました。
参加者の皆さんの真剣に取り組む様子がうかがえて、とても嬉しかったです。

ワークショップの最後に、ある小学生の方が
「私はファストファッションブランドで買い物することが好きです。
今日のワークショップを受けて、3年間穿いていないいないスカートがあることを思い出しました。
これからはよく考えて買い物をしたいです。」
と話してくれました。

今回のワークショップが、参加者の皆さんの世界の問題に
興味や関心を持ってもらうきっかけになれたら嬉しいです。

byファシリテーターきらら

by iuip-nuis | 2019-10-21 10:00 | ワークショップ派遣報告