2019年2月6日(水)
@五泉高校
対象:1年生
『私のおやつを作る人』
(世界の不平等)
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こんにちは。新潟国際情報大学2年の小泉きららです。
私たちは身近なおやつであるチョコレートを題材に、世界にある不平等について考えました。参加者のみなさんは積極的に活動に取り組んでいて、よい雰囲気でワークショップを行うことができました。
ワークショップの目的は身近なおやつから世界の不平等を知り、自身がどう関わっているのか考え、関わりの意識をもてるようになることです。
活動内容は、前半はクイズを行いチョコレートの原料はどんなものか、原料はどこから輸入されるのか、楽しくチョコレートについて学びました。
次にガーナでチョコレートの原料であるカカオを収穫する少年の動画を見てもらいました。学校に行けず、朝から晩まで働く子どもたちの生活を見る参加者は真剣なまなざしでした。
後半は私たち消費者がチョコレートを買った後の売り上げの分配を劇で見てもらいました。ここではカカオの取引や貿易に不平等を感じる参加者が多かったと思います。そして最後に、私たちはこの不平等にどう向き合っていくかを話し合いました。参加者の中には、平等にお金が分配される価格のチョコレートを買う、平等な取引を行う、募金をする、などという意見が出て、熱心に考えていました。
今回わたしはメインファシリテーターとして進行させていただきました。世界にある不平等を知ったとき自分はどう考えるか、ワークショップが進むごとに参加者が最初よりも真剣な表情に変化していくことが感じられました。このワークショップが参加者の考えるきっかけになったら嬉しいです。
byきらら