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村上市立山北中学校において「想像を超えた世界」ワークショップを行いましたを

2019年2月8日(金)
@山北中学校
対象:3年生
『想像を超えた世界~民族の魅力を探る~』
(多文化共生)

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このワークショップの目的は、
①いろいろな民族の文化を知ること
②違う文化を持つ人と出会ったときにどう考え、どう行動するか
を考えることでした。

まず、アイスブレイクとして「君の名は。」ゲームをしました。
大学生の額に貼ってある単語を、参加者がヒントを出して大学生が当てるというものです。同じことをそれぞれの角度からヒントを出すことで、同じものでも多くの見方ができるということを感じられたと思います。
次に民族の現状のイメージを挙げ、民族の基本的概念を説明した後にクイズに挑戦してもらいました。そのクイズを踏まえて「自分たちの独自の文化は何か」について話し合ってもらいました。そこで、民族の文化を知り、さらに自分の文化を想起してもらいました。民族と自分、自分とチームメンバーの中で同じ目的のためでも様々な行動をしているということに気づいてもらえたのではないでしょうか。
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休憩をはさみ、振り返りとして感想を箇条書きでポストイットに記入してもらい、その感想を分類しました。そして最後の活動として、感想として出た民族や文化に「実際に出会ったときにどう考えて、どう行動するのか」を考えてもらいました。各チームで関心を持ったことについて、行動を理由と共に考えることができ、実際に自分とは異なる文化の人と出会ったときにも、今回のように考えて行動してもらえると嬉しいと感じました。
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ワークショップ後は、授業終了時間まで、アンケートの記入と大学生への質問タイムを取り、普段触れ合うことのない年代の大学生に興味津々のようでした。

今回、私自身もワークショップ制作時、ワークショップ中共に、発見の連続でした。この国際交流ファシリテーター事業を「少しでも暮らしやすい社会」となる一歩として4年間事業に携わってきました。学校に赴き、ワークショップをするたびに、参加者の想像力に驚かされてきました。この事業を通じて、新潟の社会は明るいと心から思うことができました。
村上市立山北中学校の生徒さんをはじめ、教職員の方々、本事業に関わる全ての方にお礼を申し上げます。ありがとうございました。

byゆりあ

by iuip-nuis | 2019-03-08 17:15 | ワークショップ派遣報告