9月7日(木)
@柏崎市立鏡ヶ沖中学校
対象:3年Ⅰ・Ⅱ組 80名
ワークショップタイトル:
『7億9600万人』(世界の現実)
『さべつってなんだろう ~日本人ってきれいずき?』(世界の不平等)
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●『7億9600万人』
こんにちは。
現実チーム①1年の小泉きららです。
9月7日に柏崎市立鏡ヶ沖中学校3年生41名を対象に、
「7憶9600万人」という識字についてのワークショップを
100分間やらせていただきました。
最初に、なんでもバスケットを行うことで心と体の緊張をほぐしました。
次に、「水・薬・毒」という大学生が苦しんでいるのを助けるワークをしました。
参加者の中には初めて見るカンボジアのクメール文字に
「幼稚園児が描いた絵みたい」という方もいて、
どの文字が薬を表すのか真剣に選んでいました。
識字についてのクイズでは、読み書きができない15歳以上の人口や
9月8日が国際識字DAYであることを知ってもらいました。
次に、自分がいつ読み書き計算が身近なもの過ぎて思いつかない、
どうやって文字を文字を学んでいったのか思い出せないくらい
自然なことだったという参加者もいました。
後半は、カンボジアの女性の例で非識字者の暮らしを知ってもらい、
なぜ読み書き計算ができない大人がいるのか
マインドマップを使いワークを行いました。
個人、ペア、グループと共有の輪を広げて
自分のマインドマップを作ってもらいました。
ここでは個人で静かにマインドマップを作る雰囲気が
ペアやグループのワークにも引きずってしまいました。
盛り上がりに欠けないような工夫が必要だと反省しました。
最後、にユネスコの貧困サイクルを紹介して
非識字者の暮らしについて理解してもらい、全体の感想を書いてもらいました。
今回私はチームファシリテーターをやらせていただきました。
緊張していたせいか、グループの中で話題を盛り上げることができず、
個人ワークでは参加者にヒントとなるワードを
うまく伝えることができませんでした。
今回の反省を生かし、次回のワークショップでは参加者との距離が
縮まるように努力したいです。
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●『さべつってなんだろう ~日本人ってきれいずき?』
こんにちは。
不平等チーム1年の貝沼智子です。
9月7日に柏崎市立鏡ヶ沖中学校3年生38名を対象に、
110分のワークショップ「さべつってなんだろう ~日本人ってきれいずき?」
という外国人に対する偏見や差別についてのワークショップをさせていただきました。
内容は、初めに、大学生と中学生に仲良くなってもらうために自己紹介をしてもらい、
次に国際理解についてのミニ講義をしました。
そして、アメリカ・中国・インドから1カ国選んでもらい、
その国の人のイメージを絵に描いてもらうワークをしました。
その後、外国人への偏見の動画を見てもらい、
感想を書いてもらって、全体で共有することで、
自分以外の人の意見を知り、新たな発見ができたと思います。
そして、偏見についての説明をしてもらい、
最後に、このワークショップで学んだことや感じたことを挙げてもらい、
全体共有をしました。
私は、鏡が沖中学校の派遣が2回目でした。
鏡が沖中学校ではメインファシリテーターをさせていただきました。
みんなの前に立ってワークショップを進めていくのはとても緊張したし、
練習通りにいかないことが多くて戸惑いました。
リハーサルでは掴めない生徒の雰囲気などもあり、
うまくいかないところばかりで、たくさん改善点を見つけました。
しかし、私たちのワークショップを受けてくれた生徒のみなさんは、
真剣に取り組むところは真剣に、楽しく活動するところは楽しく、
メリハリのある生徒さんでした。
偏見についてもとても理解してくれて、このワークショップをしてよかったと思いました。
これからもっとたくさんの生徒さんたちに、
国際理解・国際的な差別や偏見について知ってほしいと思いました。
byインストラクターこいずみ・かいぬま