2017年 02月 25日
燕中等教育学校においてワークショップ「わたしって何色?」を行ないました
@燕中等教育学校
対象:3年1,2組 84名
ワークショップタイトル:
『わたしって何色? ~LGBT(性的マイノリティー)からみる人権問題~』
(世界の不平等)
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こんにちは!!
LGBTチームの矢川達也です。
私たちは今回燕中等学校にお邪魔させてもらい、
3年生WSを行わせてもらいました。
私自身、ヘルプでは、何校か参加させてもらいましたが、
自分のチームでの派遣は初でとても緊張していました。
当日は、WS目的説明、LGBTの説明、トイレワーク、事例説明、
できることワーク、共有、色塗りワークという流れでした。
私はチームファシとして参加しましたが、
チームにいた中学生のほとんどがLGBTの説明を受けて、
初めて聞いたと言っていました。
またその人たちが特殊ではなく、
それはあたりまえのことであるという認識を持ったうえで
WSを受けてくれていたと思います。

トイレワークでは、全室個室にする案や、
トランスジェンダー専用のトイレを設ける案や、
トイレのマークを便座の形にするや、
アメーバを使う案がでました。
アメーバを使う理由として、人それぞれ色々な性別あるため、
性別で分けることをやめるため、性別のないアメーバを使用するという、
とても中学生に思えない考え方で驚きが隠せませんでした。
事例説明ではみんな真剣にスクリーンを見て、
いろいろ考えてくれていました。
できることワークでは、
もし友達がLGBTだということを打ち明けたら、
最初は驚くけどそのまま受け入れるということや、
親が徐々に言葉を教えるべき、
幼いうちから学校で教育するなどの案が出て、
ここでも本当に素晴らしい意見が出ました。
最後の色塗りワークでは、
みんなさまざまな色を使い自分を表現していました。
みんなの色が集まったとき、とてもきれいな色になり、
一枚の絵画を見ているようでした。

今回、燕中等学校にお邪魔させていただいて、
中学生が素晴らしい考えを持っていること感たり、
WSを進めていくうえで、
どんどん考えが深く濃くなっていく様を見ることができました。
自分の知識不足や、
ファシとしての力不足を感じることが多かった時間でした。
今後、インストラクターを続けていくうえで、
知識を増やしていくこと、また素晴らしい意見をもっと引き出し、
新しい意見に昇華させていける力を磨いていこうと
感じたのが今回の派遣でした。
燕中学校の先生方、生徒のみなさん、私たちのWS、
「私って何色?~LGBT(性的マイノリティー)から見る人権問題~」を
受けていただきありがとうございました。
byインストラクターやがわ