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燕中等教育学校においてワークショップ「わたしって何色?」を行ないました

2月25日(土)
@燕中等教育学校
対象:3年1,2組 84名
ワークショップタイトル:
『わたしって何色? ~LGBT(性的マイノリティー)からみる人権問題~』
(世界の不平等)

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こんにちは!!

LGBTチームの矢川達也です。


私たちは今回燕中等学校にお邪魔させてもらい、

3年生WSを行わせてもらいました。


私自身、ヘルプでは、何校か参加させてもらいましたが、

自分のチームでの派遣は初でとても緊張していました。



当日は、WS目的説明、LGBTの説明、トイレワーク、事例説明、

できることワーク、共有、色塗りワークという流れでした。


私はチームファシとして参加しましたが、

チームにいた中学生のほとんどがLGBTの説明を受けて、

初めて聞いたと言っていました。


またその人たちが特殊ではなく、

それはあたりまえのことであるという認識を持ったうえで

WSを受けてくれていたと思います。


燕中等教育学校においてワークショップ「わたしって何色?」を行ないました_c0167632_14364532.jpg

トイレワークでは、全室個室にする案や、

トランスジェンダー専用のトイレを設ける案や、

トイレのマークを便座の形にするや、

アメーバを使う案がでました


アメーバを使う理由として、人それぞれ色々な性別あるため、

性別で分けることをやめるため、性別のないアメーバを使用するという、

とても中学生に思えない考え方で驚きが隠せませんでした。



事例説明ではみんな真剣にスクリーンを見て、

いろいろ考えてくれていました。


できることワークでは、

もし友達がLGBTだということを打ち明けたら、

最初は驚くけどそのまま受け入れるということや、

親が徐々に言葉を教えるべき、

幼いうちから学校で教育するなどの案が出て、

ここでも本当に素晴らしい意見が出ました。



最後の色塗りワークでは、

みんなさまざまな色を使い自分を表現していました。


みんなの色が集まったとき、とてもきれいな色になり、

一枚の絵画を見ているようでした。


燕中等教育学校においてワークショップ「わたしって何色?」を行ないました_c0167632_14365462.jpg

今回、燕中等学校にお邪魔させていただいて、

中学生が素晴らしい考えを持っていること感たり、

WSを進めていくうえで、

どんどん考えが深く濃くなっていく様を見ることができました。


自分の知識不足や、

ファシとしての力不足を感じることが多かった時間でした。


今後、インストラクターを続けていくうえで、

知識を増やしていくこと、また素晴らしい意見をもっと引き出し、

新しい意見に昇華させていける力を磨いていこうと

感じたのが今回の派遣でした。


燕中学校の先生方、生徒のみなさん、私たちのWS

「私って何色?~LGBT(性的マイノリティー)から見る人権問題~」を

受けていただきありがとうございました。



byインストラクターやがわ


by iuip-nuis | 2017-02-25 08:40 | ワークショップ派遣報告