2016年 09月 13日
新潟県立加茂農林高校においてワークショップ「作られた食糧危機」を行ないました
@新潟県立加茂農林高校
対象:社会研究同好会(全学年) 36名
ワークショップタイトル:
『作られた食糧危機 ~私たちはいつ、満腹になるのか~』
(世界の不平等)
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こんにちは、国際交流インストラクター4年の山村亮です。
今回は、加茂農林高校の社会研究同好会の生徒36名を対象に
「作られた食料危機 ~私たちはいつ、満腹になるのか~」という
ワークショップを行わせていただきました。

流れとして、前半45分では手ほどきゲームでアイスブレイクをしてもらい、
一週間分の食料の比較、飢餓の説明とクイズを行い、
WFPが配布しているおかゆを食べていただきました。
後半45分では、はじめに前半45分の内容を受けたうえで、
飢餓の要因を考えていただき、そのあとに飢餓の構造についての説明、
その後に飢餓のない世界を作るにはどうすればよいのかを考えていただきました。
ワークショップ全体を通してみると、
生徒の皆様が集中して飢餓の説明を聞いていたり、
飢餓のない世界を作るにはどうすればよいか、
ワークでは真剣に自分ができることを考えてくれる生徒も見受けられたので、
目的としていた飢餓と私たちの関係性を考えていただくことは達成できたと思います。
良かったと思える反面、反省点も残りました。
まず、飢餓の説明が高校生でも理解し難い内容であったという点と、
すべてのワークが説明を受け、適切な理解をしたうえでアウトプットするものだったので、
生徒達から意見を出してもらうのに時間が掛かってしまった点です。
今回は優秀な生徒達に助けられた部分が多かったので、
次回の派遣ではこの反省を活かして飢餓の問題性に対してもっと考えていただける
ワークショップを行いたいと思います。

byインストラクターやまむら