2016年 09月 06日
新潟市立潟東小学校においてワークショップ「作られた食糧危機」を行ないました
@新潟市立潟東小学校
対象:6年1、2組 44名
ワークショップタイトル:
『作られた食糧危機 ~私たちはいつ、満腹になるのか~』
(世界の不平等)
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こんにちは、国際交流インストラクター不平等チームの2年中野伊吹です。
私たちは9月6日(火)に新潟市立潟東小学校の6年生を対象に
「作られた食糧危機~私たちはいつ、満腹になるか~」というタイトルの
ワークショップを行わせていただきました。

このワークショップでは、飢餓という問題を客観的に見ることで、飢餓の問題性を知ってもらい、自分を含め誰がどのような責任を持っているのかを考えてもらうことを目的としています。
まず、参加者の緊張をほぐすために、手ほどきゲームを行いました。
みんなが協力しなければ問題は解決しないということを伝えた上でその後の活動にうつりました。
次に写真を見比べながら話し合うワークや、体を動かしながら行うクイズで、飢餓について知ってもらいました。
その後に、穀物が作られ、転換しながら私たちに届くまでの流れを知ってもらうために絵を並べるワークを行いました。
このワークは穀物の生産量とその分配を例として、世界の仕組みに気づいてもらうことを目的としています。
ここでは飢餓が起こるまでに誰がどのように関わっているのかを考えました。
最後に飢餓で苦しむ人を救うための新しい世界の仕組みを考えるワークを行いました。
自分たちに食料が渡るまでの過程でどういった変化が起きれば飢餓という問題が解決するか考えてもらいました。
今回のワークショップでは、全体的に説明不足が目立ちました。
ワークに入る前の事前共有が不十分なため、参加者が考えることが難しい場面がありました。
さらに、他のチームからヘルプを頼んだにも関わらず、ここでも共有が不十分で、
チームファシリテーションにも支障をきたすといった問題もありました。
最初の派遣ということもあり、改善点が多く見つかりましたが、
これらを生かし、次回以降のワークショップをより良いものとしていきたいと思います。

byインストラクターなかの