2015年 11月 19日
ファシリテーターの黒崎晋司さんのワークショップを受講しました
@国際交流センター
講師:黒崎晋司さん(ファシリテーター)
演題:実りある会議の進め方~入門編~
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11月19日ワークショップ実践論2において行われた黒崎晋司さんのワークショップの感想を紹介します。

こんにちは。
国際交流インストラクター1年の中野伊吹です。
私は先日、黒崎晋司さんの「実りある会議の進め方~入門編~」というワークショップを受けさせていただきました。
まず驚かされたのは、会場のセッティングでした。
椅子が円状に並べられており、学年ごとに固まって座るよう指示を受けました。
こういった配置はフラットな関係を作ることができ、
始終とてもいい雰囲気でワークショップを受けることができました。
また、学年ごとに固まることで、発表の際、1年生から順に意見を述べることができ、
間違いを恐れずに意見を述べやすい雰囲気づくりがされていました。
さらに、ワークショップを始める前に黒崎さんは、
他人の意見を広い心で許しあうよう強く仰っておられました。
これを心がけることによって、全員が思ったことを発言しやすくなっていたように感じました。
今回のワークショップのテーマは「実りある会議」ということで、
まず初めに、一人一個会議で困っていることを出しました。
・人の意見をつぶしていないか心配。
・言いたいことが言えない。
・既存の意見しかでない。
などリアルな問題がたくさん出ました。
次に、そういった問題をほかのチームに渡して解決法を探してもらいました。
ほかのチームに託してみることで、自分では思いつかないような解決法が見つかったりしました。
最後に、誰と何についてどこでどんな会議をしたいか一人一人が考えました。
これは全員が発表しました。発言した人に敬意を込め、みんなでその勇気を励ましました。
そのおかげもあって、笑いがおっこたり、みんなが共感してうなずくような意見がたくさん出ました。
今回のワークショップでは雰囲気づくりの大切さを特に感じました。
どのワークでも、それぞれが面白く興味深い考えを出すことができていて、
雰囲気によって会議の質が大きく変わることをとても感じることができました。
今回のワークショップで学んだことを生かして、普段の話し合いの場を実りあるものにできるようにしたいと思います。
byインストラクターなかの