新潟市立上所小学校においてワークショップ「逆再生~見えない不平等のシステムを探る~」を行ないました。
国際交流インストラクター 世界の不平等チーム三年の山浦圭介です。
私たちのチームは9月4日(金)に新潟市立上所小学校の五年生とワークショップを行いました。
私たちのワークショップのタイトルは「やってみよう逆再生~見えない不平等のシステムを探る~」で、身近にあるものの製造工程を「逆再生」し、そこから見えてくる低賃金労働や構造的暴力をどう解決していくか考えるキッカケを作る、という内容です。
ワークショップで扱う題材に関心を持ってもらうために行ったTシャツクイズでは、参加者が楽しく動きながらテーマに関心を持っていました。
Tシャツがどのように作られているかを考えるために行った、製造工程の並べ替えゲームやその工程がどこの国で行われているかを考えるワークでは、参加者は、わからないなりに知恵を絞ってどのように行われているか考えていました。
とにかく元気いっぱいの参加児童でしたが、小さな女の子が働いている様子を写した写真や動画を見たとき、なぜこのようなことが起きているか考えていました。
工場の労働者や工場長、日本のお店や消費者になりきって、お互いの問題を解決するにはどうすればよいか考えるワークでは、参加者は、お互いの状況を汲んだアイデアを出してくれました。
今回のワークショップは、小学生向けにしては難易度が高かった、注意するのに時間がかかった、道具に不備があったなどの反省点が挙がったので、次回以降のワークショップではそれらの改善点を生かし、より良いワークショップを作りたいです。
byインストラクターやまうら
by iuip-nuis | 2015-09-04 08:40 | ワークショップ派遣報告