6月6日(土)
@新潟国際情報大学 中央キャンパス
講師:延藤安弘さん (NPO法人まちの縁側育くみ隊 代表理事)
ワークショップタイトル:
「まちづくり"異"心伝心」(ワークショップ・ファシリテーション講座)
対象:四大学学生・教員及び関係者 80名程度
こんにちは。新潟国際情報大学の中山大輔です。
6月6日土曜日、延籐安弘さんをお招きし、2015年国際交流インストラクター四大学合同セミナーを行いました。ワークショップタイトルは「まちづくり“異”心伝心」です。

●新潟までお越しいただきありがとうございました。●
まず私たちは絵本『私たちのてんごくバス(ボブ・グラハム作)』を観ました。そこで町の宝を生かした居場所づくりのお話を聴きました。スクリーンを2枚使った大きな絵本のような見せ方は、とても引き込まれました。
廃バスが地域住民の居場所になるストーリーは、一見何の変哲もないものでも一人一人の意見を加えることで、みんなの居場所をつくることができると思いました。またポジティブなものばかりでなく、対立や問題を挙げることでそこから新しい発見やアイデアを見つけることが出来ることを知りました。
その後、絶望も希望のはじまりと思える持続的まちづくりの例として、神戸市長田区の住民主体で50年間まちを育み続ける話と、京都市洛西ニュータウンのマンションをふるさとにしたユーコート物語のお話を聴きました。そこでは、将来のまちの在り方や、子どもの視点からの住まい・まちづくりのお話を聴きました。

これらの様々な例を聴き、実際に私たち自身でまちも人も共に育みあうまちづくりを目指し、ビジョンゲームというものを行いました。グループ内で写真を組み合わせ、起承転結のストーリーを作り、その中に起こりうるであろう「トラブル」や「試練」を乗り越えていく作業をしました。具体的なイメージが出来ず、これでいいものかと困惑しながら、なんとかストーリーを創りましたが、どのチームも夢のある学生らしい物語が出来ました。


今回、延籐さんのまちづくりワークショップを受けて、子どもの視点からのまちそだてについて考えました。私自身、帰ってきたくなるような居場所づくりに関心をもつことが出来たし、未来の子どもたちにとって居心地の良いコミュニティづくりをしてみたいと思いました。
byインストラクターなかやま