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柏崎市立鏡が沖中学校において本学からは2つのワークショップを行いました。

9月17日(水)
@柏崎市立鏡が沖中学校
対象:3年生 110名 (3つに分けて実施)
ワークショップタイトル:
①『平和をつくるために ~紛争後の和解を考える~』
(世界の現実:平和チーム)
②『”異”心伝心~自分と相手の○○発見~』
(異文化理解:カジキチーム)


こんにちは。平和チームの池田理紗です。
私たち平和チームは9月17日、柏崎市立鏡が沖中学校の3年生30人対象にワークショップ(WS)をしてきました。その感想を報告します。

柏崎市立鏡が沖中学校において本学からは2つのワークショップを行いました。_c0167632_17461454.jpgWSのタイトルは「平和をつくるために~紛争後の和解を考える」です。
このWSの目的は、平和や平和構築について考えることができ、自分たちの日常の争いにも関連づけることができるようになる。さらに、“和解”というキーワードに対しても考えることができる。理想では“和解”をしなければいけないが“現実”では社会的状況・人間の気持ちによって和解できていないことを伝える。というものでした。柏崎市立鏡が沖中学校において本学からは2つのワークショップを行いました。_c0167632_1747881.jpg

IBは、「鳥と船」をしました。「鳥と船」では、二人で一枚の紙とペンを使って別々のお題を書いてもらいます。このゲームをやってもらうことで紛争状態の体験をしてもらいました。中には苦戦している子たちもいましたが、みんなが楽しんで和気藹藹とした雰囲気で出来ました。


次に、「紛争における行動」の図を説明しました。
これは紛争解決において何を目指すかをわかるために使いました。
この図を使うことにより視覚的に紛争における行動の位置を把握することができます。

柏崎市立鏡が沖中学校において本学からは2つのワークショップを行いました。_c0167632_17483490.jpg
次に、「鳥と船」の振り返りをしました。その時に前に説明した「紛争における行動」の図を参考にして説明しました。「鳥と船」をしたとき、それぞれのお題をしっかり書けていた生徒は図の“協力”を指していました。しかし、お題を書けていなかった生徒たちは図の“競争”を指していました。このように図を使うことにより、より視覚的にわかりました。
柏崎市立鏡が沖中学校において本学からは2つのワークショップを行いました。_c0167632_17504534.jpg
次に、レモン紛争を例にとって身近な紛争について考えてもらいました。
最後にルワンダの略歴について説明し、実際に起きた映像などを見ました。ルワンダのことを少しでも知ってもらい、どうすれば和解できるかを考えてもらうことができました。いきなり国際のことを聞かれ考えが思い浮かばない生徒が多くいました。その中でチームファシリテーターが促すことにより個人の考えを聞くことができました。

まとめ
今回の派遣は三回目でしたが、今までで一番内容がしっかりしたワークショップをすることができました。しかし、準備不足が原因で始まる前にあわててしまい、チームファシリテーターがしっかりと内容を把握してない場面がありました。なので次はしっかり準備し完璧な状態でのぞみたいです。しかし、今回の派遣は今まででチームのみんなが積極的に行動したり、一体感がありとてもよかったと思います。また、アドバイスをしてくれた人やヘルプに来てくれた人に感謝したいです。

byインストラクターいけだりさ

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こんにちは。異文化理解チーム2年山浦圭介です。
9月17日(水)に柏崎市立鏡ケ沖中学校に国際理解ワークショップを行ってきました。私たちのテーマは、「”異”心伝心~自分と相手の○○発見~」です。
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柏崎市立鏡が沖中学校において本学からは2つのワークショップを行いました。_c0167632_17564219.jpg
まず、“自分と違う文化を持った人と初めて会ったとき、自分がどんな反応をとるか”を参加者に実感してもらうために、中国語や韓国語などの外国語で自己紹介をしました。
見た目は日本人なのに外国語をしゃべっている・・・、と参加者はきょとんとしたりびっくりしたりしていました。また、外国語を話す人と会話してもらうために、「私と握手してください」、「じゃんけんしよう」などの項目が書かれたビンゴゲームをしました。友達同士でも好みや文化が違うということだけでなく、ほかの文化を持った人と話す喜びを感じてもらえたように思います。
柏崎市立鏡が沖中学校において本学からは2つのワークショップを行いました。_c0167632_1759559.jpg柏崎市立鏡が沖中学校において本学からは2つのワークショップを行いました。_c0167632_180123.jpg
導入では、話が通じない苦労や無視される辛さ、また伝えたいことがわかってもらえたときの喜びを実感してもらうために、外国語を話す人と話を聞いてあげる人、無視する人に分かれて劇をしてもらい、劇で感じたことを紙に発散してもらうワークをしました。劇は、参加者が元気よくそれぞれの役を演じてくれました。

また外国語を話す人は、
「話を聞いてもらえなくてつらかった」
「話を分かってもらえたときはすごく達成感があった」
などの意見があり、
話を聞いてあげる人、無視をする人は
「何を言っているかわからなかったけど助けてあげたくなった」
「最後に助けることができてよかった」
「無視をして罪悪感にさいなまれた」
などの感想がありました。

次に、他の国の文化に関心をもってもらうために文章題を出し、その答えについて参加者に話し合ってもらいました。参加者はほかの国の文化に関心を持っている様子でした。

今回のワークショップでは、参加者の空気をブレイクしきれなかった、文化が一部の国に偏ってしまったという反省がありました。次回のワークショップでは、今あげた点を改善してもっと参加者に楽しんでもらえるワークショップを作りたいです。

柏崎市立鏡ヶ沖中学校のみなさん、ありがとうございました。

byインストラクターやまうら
by iuip-nuis | 2014-09-17 14:00 | インストラクターニュース