人気ブログランキング | 話題のタグを見る

新潟市立万代長嶺小学校においてワークショップ『事実はいつもひとつじゃない!』を実施しました。

2月17日(月)
@新潟市立万代長嶺小学校
対象:4年生 50名
ワークショップタイトル:
『事実はいつもひとつじゃない!』
(世界の現実チーム)

こんにちは。現実チーム2年の川崎美雪です。
私たち現実チームは2月17日、万代長嶺小学校の4年生50人を対象にWSをしてきました。その感想を報告します。
新潟市立万代長嶺小学校においてワークショップ『事実はいつもひとつじゃない!』を実施しました。_c0167632_16142186.jpg

WSのタイトルは「事実はいつもひとつじゃない!」です。このWSの目的は、新聞の記事やニュースの情報は、取捨選択された一部の情報であることを知る。その後、"事実は報じられてること1つとは限らず、多面的に見る必要がある"というものを気付いてもらうことです。

IBは、後だしじゃんけんをしました。小学生だったため一緒に楽しむことができ、場の雰囲気は和らぎました。しかし、ただIBを楽しむだけになってしまい、IB本来の目的を考え直す必要があるとご指摘を頂きました。

展開①では、「記者体験ゲーム」をしました。これは、児童がそれぞれインタビューをして、インタビューで集めた情報をもとに新聞をつくるものです。新聞を作る過程で、字数や時間の制限により、情報が取捨選択されていることに気付いてもらうことが目的です。生徒は楽しく記者体験ゲームをしていました。しかし、楽しいだけで終わってしまい、本来の目的は達成できなかったと思います。その他にも、どんなことをインタビューしていいか分からない、話が矛盾しているなど、問題が残るものになりました。
新潟市立万代長嶺小学校においてワークショップ『事実はいつもひとつじゃない!』を実施しました。_c0167632_1615673.jpg

新潟市立万代長嶺小学校においてワークショップ『事実はいつもひとつじゃない!』を実施しました。_c0167632_16164249.jpg

新潟市立万代長嶺小学校においてワークショップ『事実はいつもひとつじゃない!』を実施しました。_c0167632_16203067.jpg

展開②では、「記者体験ゲーム」の振り返りをしました。「記者体験ゲーム」の目的が達成されていなかったためか、生徒からは楽しかった・難しかったなどの感想が大半でした。振り返りのテーマも漠然としすぎていたので、改善が必要だと思いました。

まとめでは、国際問題を取り入れるためにオリンピックを例に取り上げました。具体的には、メディアが取り上げる選手は自国の選手が多いが、実際は外国の選手も活躍しており、報道されることが少ない。この事で、情報の取捨選択がされていることを伝えました。しかし、このことは、うまく伝えることが出来なかったように思いました。

今回のWSは小学生にとっては難しいものだったと思います。しかしWSを受けた児童の皆さんは積極的で、たくさんの意見を出してもらいました。そのため、私たち自身も学んだことが多かったと思います。次回の派遣まで時間はありませんが、今回出た問題を改善してWSをしてきたいと思います。

byインストラクターかわさき
by iuip-nuis | 2014-02-17 13:55 | インストラクターニュース