小千谷市立小千谷中学校にてWS『世界のストリートから』を行いました。
2月28日(木)
@小千谷市立小千谷中学校
対象:1年生 35名程度
ワークショップタイトル:
『世界のストリートから』(世界の不平等チーム)
こんにちは。
世界の不平等チームの吉田圭佑です。
僕たちは2月28日木曜日に小千谷中学校の一年生を対象にWSを行ってきました。

ワークショップの流れを反省を踏まえて報告したいと思います。
今回のワークショップの内容は、前々回の翠江高校で行った内容とほぼ同じ内容で、バングラデシュのストリートチルドレンについて知ってもらうというものでした。
開始前、WSを行う会場の把握ができておらず、生徒の皆さんが先に会場入りしてしまい、名札を配って名前を書いてもらうという作業が予定よりも長い時間をとってしまう、というアクシデントが起きてしまいました。

そして、最初のワークとして、世界に住む子供達を知ってもらう前に自分たちのことを知る、という作業では、六才から今までで嬉しかったことと悲しかったことを紙に書いてもらいました。この作業では、質問が莫大すぎてなかなかかけていない生徒が多く、例を挙げてもっと書きやすくするべきだったと感じました。
そして、WSでメインとなる国であるバングラデシュについての基本的な情報を説明した上で、ある子供を切り抜いた写真を使用し、空白の場所がどのようになっているのかを想像してもらい絵に書いてもらうという写真クイズをしました。ここでは二種類の写真を使ったのですが一方の切り抜きが甘く机に出した瞬間に予想できてしまい、写真クイズのおもしろみを生かすことができずに終わってしまいました。

次にその写真の子達がバングラデシュのストリートチルドレンだということを知ってもらい、ストリートチルドレンの基本的な情報をちょっとしたクイズを混じえながら説明し、そのあと子供達がストリートチルドレンになるまでの経緯を劇を通して見てもらいました。

最後のGWではストリートチルドレンの子供達の写真パネルを使い、自分たちとの共通点と、パネルを見て思ったことをポストイットに書いて挙げてもらいました。この作業では前半に行った、嬉しかったことと悲しかったことで書いた紙とパネルとを照らし合わせるような感じで作業をしてもらいました。ちなみにパネルには、ストリートチルドレンの子の『顔、年齢、仕事内容、思い出』が書いてありました。しかし、嬉しかったこと悲しかったこと用紙がうまく生かされず、最終的にその用紙を見ている生徒さんはほとんどいませんでした。ですが、それでも、生徒の皆さんはたくさんの意見を出してくれてその意見の一つ一つがとても素晴らしいものでした。
今回はWSの準備から本番まで4年生の田島さんがいない中で行いました。
そのせいか集まりがあるときも、いまいち和まず、いつも以上に重苦しい雰囲気で準備を進めていました。
しかし、そんな中でも一人一人が自分のパートについて必死に取り組み様々な工夫をいれてWSを行いました。そのおかげで、進行がスムーズに進み、終了時刻をすぎることもなく終わることができました。
おそらく生徒さん達もストリートチルドレンについて知ってもらうと同時に自分たちの生活がとても幸せなんだという自覚を持ってくれたと思います。
そういった意味でも今回のWSは大成功だったんじゃないかなと思います。
一年間インストラクターとして様々なWSに取り組んできましたが、本当にいい経験になりました。
僕らのチームは7人中5人が一年生ということもあって、初インストラクターがほとんどのチームでした。そんな中、経験者である山田さんと田島さんにはとてつもない苦労をかけたと思います。
意見が出なかったとき、話し合いがうまく進まなかった時も僕たちをひっぱてくれてありがとうございました。そんなお二方を見習い、来年入ってくる一年生をしっかり引っ張っていけるように頑張ります。
最後に、みゆきちゃん、だいすけ、かれんちゃん、ゆりえちゃん。
一年間インストラクター疲れ様でした。雰囲気の重いチームとかよく言われてたけど、僕はこのチームで本当に良かったです。
楽しかったし、いい思い出がたくさん作れました!
みんなありがとう!
byインストラクターよしだけいすけ
by iuip-nuis | 2013-02-28 10:45 | ワークショップ派遣報告