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スタッフのつぶやき

国際交流インストラクター事業は、地域の子どもたちにとっては身近な大学生が学校に来てくれる、というロールモデルです。
それだけにとどまらず、2005年から始まった1期生である卒業生、かつスタッフとして感じていることは…

ファシリテーターを身につけることにより変わっていく自分を発見して驚きます。
引っ込み思案だった正確が人前で堂々と意見を述べていくというように開花します。
もともと人づきあいが得意な人は もっともっと得意になっていきます。
本当の意味で人の話をきくことができるようになったりします。
つまり、人間力・技術が身についていくのです。
そんな自分変化に喜んでいる学生もいます。
実際、得た手法で就職活動の準備、
つまり自分たちで面接準備や自己分析もやったりしています。
うまく活かしているなといつも思います。

この活動は、大学で学ぶとは何かということにつながっているように思います。
どんなに素晴らしい知識も、有効につかえなければ意味がありません。
試験のため、成績のため、就職のために座学を行うのではなく、
自主学習や教員・講師から学んだことを、そして事実を、「活かしたい」、
子どもたちに伝えたいという学生の想いを活かす活動です。

大学の講義や自主学習で学び、疑問を抱くだけ抱きそこで終わりがちなものを、
ではどうしたらいいか考えるというアクションにつなげる活動です。
そのために学生は考えます。
子どもたちに伝えます。
正しく理解しなければインストラクターとして子どもたちには伝えることができません。
そのためインストラクターはよく学ぶのです。

まとめとして…

ちょん せいこさんもおしゃっていたことですが、

主体的な活動を通して、
どう生きていきたいのか
どんな世界で生きていけるのか

そういったことを自問自答し、
仲間と笑ったり、ぶつかりあったり、悩んだりしながあ
自分なりの夢やビジョンを子どもと共有していく
人間力の高まる活動であると認識しています。

インストラクター経験者として、卒業生として、またスタッフとなり改めて
このようなことを思うのでした。

BY スタッフ のざわ
by iuip-nuis | 2011-02-24 17:01