2010年 12月 03日
新潟翠江高校で「着信アリ」WSを実施しました
対象 1~4年生
ワークショップタイトル 「着信アリ~アフリカからの叫び~」
こんにちは、「着信アリ~アフリカからの叫び~」チームのやまだです。
今回は新潟翠江高校で、午前と午後の計2回ワークショップを行いました。
一日で2回のワークショップをこなすのは初めての経験であり、また正規メンバーが2人しかいないという状況で不安でいっぱいのスタートでした。
しかしながら、ヘルプのみなさん(超ベテラン陣!) の安定感抜群のフォローと生徒の心を掴むことに関してはもはやプロ級の腕前とによって楽しくワークショップを行うことができたと感じています。
さて、事前情報では参加人数が5~6人かも…という午前の部でしたが、実際には10人くらいの生徒が来てくれてうれしい期待の裏切りでワークショップが始まりました。
アイスブレーキングはバースデーリングとジェスチャー伝言ゲーム。
とくにジェスチャー伝言ゲームによってかなり生徒のみなさんの緊張をほぐすことができたと思います。
ヘルプの茅原さんのオーバーアクションがひときわ光っていました。
そして今回、ヘルプであるにもかかわらずレアメタルの説明という重大な役割を引き受けてくれた片岡さん。
さすがにベテランの余裕を感じさせるわかりやすい説明で、レアメタルという聞きなれないモノの重要さをうまく伝えていました。

生徒のみなさんも食い入るようにしてパワーポイントを見つめていた(メモを取る人も!) ことが印象的でした。
レアメタルが使われているものとそうでないものを分ける「どっちゲーム」では、みんな夢中で考えてくれました。やけに鋭く答えを見抜く生徒の方もちらり…。
休憩をはさんで、コンゴの説明からレアメタルの流れをみる劇へと移ります。
この劇は、正規メンバーが2人だけとは思えないほどの完成度の高さでした。
ヘルプのみなさんにはとてもお世話になりました。
(小田ネット光さん、あなごの片岡さん、敏腕秘書の町屋さん、ガラの悪いコンゴの斎藤さん、みんな素敵でした。)
生徒のみなさんからもちらほらと笑顔や笑いがこぼれ、良い劇になりました。

楽しい劇から一転、話はコンゴ紛争の悲惨な現状を伝えるシリアスな動画へ。
途中、随所に説明を加えながらの動画でしたが、やはりまだまだ難しいらしくわかりやすさに改良が必要なように感じました。
最後にまとめのグループワークとしてワークショップを通しての感想を書いてもらいました。
やはり動画が難しいこともあってなかなか書くのに難しそうにしているという印象を受けました。
この収束のさせ方には改善の必要を感じさせられました。

午後のワークショップも大まかには午前と変わらず、楽しいものとなりました。
午前よりも人数が多かったのですが、アイスブレーキングではより大きな盛り上がりをみせ、それが功を奏したのか終始なごやかな雰囲気でワークショップを進めることができました。
午前中の終わりに反省会をおこなったことで細かい事項の確認をすることができ、スムーズにワークショップ進行につながったのでしょう。
何よりもうれしかったのはワークショップを行った後も生徒のみなさんがその場に残ってくれていろいろと話ができたということです。
コミュニケーションをとる楽しさを伝えるという点でもとても有意義なものになったと感じます。
今後の課題としては、いかに後半の動画からまとめへの説明形式になりがちな箇所をわかりやすくするかということが重要な点となりました。
そしてアイスブレーキングの大切さをまた再確認したワークショップでした。
最後に忙しい中ヘルパーとして参加してくれた皆さん、ありがとうございました。
BY インストラクタ― やまだ(け)