三大学合同冬季合宿を行いました。
2009.12.26-27(土日)@ホテル角神
3年生がファシリテーターとして活躍しました。
今回は、インストラクター1年生いのうえさんの感想と、補足としてスタッフにいつのレポートをお伝えします。
まずはいのうえさんの感想から↓
12月26、27日のインストラクター合宿では、今までの派遣の反省や
他の学校からの参加者の方々との交流などができ、とても充実したものになりました。
いくつかのグループに分かれて意見交換をした際、他校のインストラクター活動に興味がわいたので、機会があれば他校のワークショップを見てみたくなりました。
休憩中のはずがみんな真剣に書いてる
また、今回の合宿ではグループ全員で次の派遣について話し合うこともできたので、
より良いワークショップを作る良い礎になったと思います。
合宿に参加された皆様、この度はお疲れ様でした。
BY インストラクターいのうえ
くわえてスタッフ にいつのレポートです。
今回は敬和学園大学、新潟県立大学、県立新潟短期大学、そして本学の3大学の学生インストラクターと関係教職員が参加し、合計49名で大合宿を行いました。
コメントする教員
考える学生
研修では合宿までにいたる2009年度の歩みをスライドショーで満喫したあと
本学学生インストラクターわたなべさんによる卒研発表
「ファシリテーターと参加者のマッチングについて」 を聞きました。
スタンバイ中?
インストラクターたちは自分の性格とファシリテート能力について興味を持ったようでした。
後でわたなべさんからもらったファシリテーター診断シート
(なんと、わたなべさんのアンケートに協力したインストラクターすべての分のファシリテーター分析シートが用意されていました。お疲れ様です)。を見てワイワイ盛り上がっていました。
わたなべさんによると「ファシリテーター経験が長ければ長いほど外交的な特徴が見られた」ようです。その人がもともと外交的、というのもあると思いますがもしかすると長くやっていくにつれて徐々に外交的になっていくこともあったのかもしれません・・と。
ふと、自分自身を振り返る瞬間でした。
その後はグループにわかれて自分たちのワークショップ、グループ、ファシリテイトの仕方について話し合いました。研修では、県大 木佐木先生、敬和事務職員 高橋さん、新潟県国際交流協会 藤縄さんのほか 本学教職員 佐々木、小林、池田、小宮山 神戸もいつものように学生たちの中に入ってコメントを促しました。
考え中
話し中
笑いがあふれる
余裕の表情
研修の最後には、「異文化とどう関わるか。私たちのワークショップでは
どのように異文化とのかかわり方について考えていけばいいのか」という問いが浮き上がりました。
それに対して木佐木先生は「まずそれぞれの背景と歴史を踏まえ、違いと違いの理由を明確にすることがともかく大前提。」
本学担当教員 小林は「異文化に対する対応をもっと明確に考えることが大事。異文化に触れた時、人の対応には、拒絶するか、受け入れるかがあるが、受け入れ方の中にも「ローカル化」という現象がある。つまり自文化にひきつけた、新しい文化を受け入れている。それらの特徴を明らかにするべき。」
と答えました。これらは私にとっても頭がすっきりする考え方でした。
それに追加するように当事業の代表責任者 佐々木は
「そもそもワークショップで簡単に答えを見つけてはいけない。問いかけて終わる。それでいい。新潟の教育現場で大学生がワークショップを行うことの意味は、思いと言葉の間に距離がある新潟の学生たちにとって莫大な価値がある。これからもこの活動を通して一緒に新しい教育のありかたを模索しつづけたい。」
と学生たちに声援を送りました。
1月15日からは今年度ラストの派遣期間が始まります。
学生ひとりひとりが参加者との交流やワークショップから生まれた声を通してどんどん元気になってくれることを心から望んでいます。
久しぶりのレポートで力が入りすぎたようで、申し訳ございません。
スタッフにとっても大変学びのある時間でした。ありがとうございました。
BY スタッフ にいつ