「うたがって気づく自分の”世界”~価値観は十人十色~」ワークショップを実施しました。

ワークショップ後の集合写真。楽しかった!
@加茂市立須田小学校 6年生
14:00-15:30
「うたがって気づく自分の”世界”」
学生からもらった初派遣の感想を掲載します。
(下記から)
僕は今日の派遣がデビュー戦で、小学校に着いたときにはやはり、かなり緊張し
ていました。「ちゃんと児童の皆は自分の話を理解してくれるだろうか、伝えた
い大事なことを自分がど忘れしないだろうか、早口にならないだろうか…。」そ
んな心配事ばかりが駆け巡っていました。
しかし、派遣先の須田小学校6年生の皆はとても仲良く、活発なクラスだったので
何だか自分の方がクラスの皆さんに助けてもらっているような感覚でした。
最初の方は少し遠慮がちなクラスの皆もアイスブレーキングや休み時間の交流を
通して、目に見えて緊張がほぐれたように見え、「自分達が雰囲気を作っている
」ということが少し実感出来ました。

インフルエンザ対策のためマスクで登場!いつもより声を頑張って出しました。

アイスブレーキングで使った音楽印象ゲーム。多彩な才能が発揮されます①

多彩な才能②

多彩な才能をうむ瞬間
僕が実際にクラスの皆の前に立って中心的にファシリテートするのはアイスブレ
ーキングと休憩が終わった後の導入の部分だったので、クラスの緊張もとけてい
て少し気が楽でした。この点ではヘルパーの皆さんと他の情報チームの皆さんに
すごく感謝しています。
でも少し気が楽になったとはいえ、やっぱり緊張はするもので恥ずかしながら手
もブルブルだったのですが、それは自分が話し始めてから割とすぐに収まりまし
た。

「わかるかな?」
言葉が詰まることもありましたが、この時自分が思っていたのは「あれ、意
外と落ち着いてるな、自分」ということでした。それを意識してからは早口にな
ることもなく、いろんなアドリブ等を考えながら楽しんでやることができたと思
います。
この感覚は大学での模擬発表の時点では感じることがありませんでした。
これはひとえにクラスの子供達から何か力をもらったところにあるのだと思います。
ワークショップ後にはやはりいろいろな箇所の指摘をいただいて、まだまだ改善
点が山ほどあるなと痛感しましたが、僕個人の話になりますが「自分、意外と冷
静に皆の前で話が出来るんだ」ということに気が付けたのが非常に大きな収穫で
した。すごく大きな自信に繋がったと思います。
今回の初派遣でこういう風に派遣を通してチームが、また個人が成長していくん
だなと感じることが出来ました。本当にいい経験をさせてもらいました。
帰りのバスでも改善点を考えたり、インストラクター内でたくさんのアドバイス
をもらってこの情報チームのワークショップはまだまだ大きな可能性があるなと
ワクワク出来ました。
今回のワークショップが派遣先のクラスの皆さんに対して成功したのかどうかと
いうのはもう少し時間が経ってから分かるところだと思いますが、少なくともこ
れほど素晴らしい収穫を得ることが出来たという意味で自分にとっては成功でし
た。

「うーん。これはなんなんだろう・・。」大人でも難しい問いです。
そして派遣先の学校にとっても自分にとっても素晴らしい大成功となるようなワ
ークショップをこれからまた練っていきたいと思いました。
皆さん本当にありがとうございました。
インストラクター やまだ
by iuip-nuis | 2009-09-04 14:00 | ワークショップ派遣報告