2009年 05月 24日
DAWN 劇団「あけぼの」ミュージカル新潟講演+交流会をおこないました

ミュージカルを終えて笑顔のJFCたち
去年にひきつづき、今年もDAWN劇団「あけぼの」ミュージカル新潟講演を
企画、運営しました。
JFC(ジャパニーズフィリピノチルドレン)とその母親を支援する
DAWN JAPAN についてはこちらをご参照ください。
今年の開催地は、千葉、埼玉、群馬、新潟、大阪、愛知、福岡でした。
1998年から地道につながれてきた劇団「あけぼの」を通しての
フィリピン-日本の友情バトンが今年も無事つなぐことができて
本当に良かったと思います。
劇団のみなさんは6月4日(木)にフィリピンに帰国しました。
今回のDAWNでの劇は、「クレイン・ドック-ルーツを探して―」というタイトルで
鶴と犬の間に生まれた子どもについてのストーリーが演じられました。
あらすじ=============
鶴と犬が愛し合い、子どもが生まれたが鶴と犬は一緒には、暮らせません。子ども
は、犬の母親とその家族と一緒に暮らしていましたが、半分鶴と半分犬では兄弟に
いじめられてました。
父親を探しに行く決意をした子どもは、旅にでて父親に会いました。しかし、父
親も新しい家族がいました。短い間ですが子どもと父親は一緒に暮らし子どもに
いろいろ教えました。
また母親の犬の家族に戻った子どもは、年に数回父親と会うのでした。
犬の家族に戻った子どもは家族仲良く暮らしました。

鶴を演じるJFCのひとり

鶴と犬の恋愛模様。踊りが素敵でした。

鶴と犬の間に生まれた「クレイン・ドック」 鶴からも犬からもいじめられます。

やっと出会えたお父さんとクレイン・ドック。
=================
という感じでした。みんなそれぞれの役に気持ちを込めていて、
鶴と犬の子どもの役の子が自然に涙を流したところでは、私たちも自然と泣きました。
父親には会えないこともあるJFC(ジャパニーズ・フィリピノ・チルドレン)の置かれた状況と重なっていて私たちにもわかりやすい劇でした。
この子どもたち(JFC)のことがわかるのでぜひみなさんには、見てもらいたいです。
大人の方も本当に涙声で「感動しました。ぜひ多くの人に見てほしいので、
可能ならばDVDがほしいです」と言っていました。

ミュージカルの後質問に答えるJFC。
子どもたちとは前日にバーベキューをしたり、劇当日の夜に子どもたちとご飯を
食べた時にも交流ができて、すごい楽しかったです。

交流会の様子①

交流会の様子②
JFCのみんなのなかでは今相撲がブームだったので、
一番最年少の女の子と新潟の成年男子たちが相撲をして遊んだりしました。
また来年もJFCとスタッフのみんなに会いたいです。
一緒にペンギンダンスを踊ったり、「I can」を歌って手をつなぎあいたいです。

ペンギンダンスの様子

この日のために作ったポスター

BY インストラクターおだ &スタッフ にいつ