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1.真に望ましい国際援助のあり方を考える

2011年度国際理解講座データベース

【世界の現実】
真に望ましい国際援助のあり方を考える
『援助の忘れ物 ~みんなが笑顔になるために~』
『Another Angle on Aid: To Make Everyone Smile』(英語版)

1 趣旨
 アフリカへ届けられている毛布の援助についてクイズを通して知り、その援助によって助けられている人がいることを認識してもらう。さらに、日本のNGO団体が行った井戸堀りによって困ってしまった人がいたことを知り、援助は良い面ばかりではないことを感じてもらう。また、その援助の解決方法を考える。援助の難しさを知った上で、望ましい援助とは何なのかを考える。

2 目的
 アフリカに毛布を送る援助の事例や日本のNGO団体が行った井戸堀りから起こったカンボジアのヒ素中毒の例を通して、世界の複雑な現実を知る。それにより、自分たちが陥りやすい国際理解の盲点に気づくだけでなく、本当に現地に役立つ国際援助のあり方や、真に望ましい国際協力のあり方を考えたい。これを通して一つの情報に対してしばしば限られた見方をしていることに気づき、多面的にとらえることの重要性を理解してもらうことを期待する。

3 内容
 日本の善意の井戸堀りから起こったカンボジアのヒ素中毒の問題を参加型の劇や映像を見て知ってもらい、井戸掘り以外の援助の方法、その方法で起こる問題、最後にその問題の解決策を考えてもらう。

4 その他
詳細や参考文献進行シートをご覧下さい。
by iuip-nuis | 2012-03-26 00:00 | 国際理解講座データベース