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現代GPシンポジウムに参加しました。

現代GPシンポジウムに学生スタッフとして参加したはせがわです。

シンポジウムでは、まずはじめに羽賀友信さんによる「新潟に求められる国際理解とは何か」という講演の中で、被災地の避難所で、中国人と日本人の間で実際に起こった「文化のぶつかり合い」の話がありました。
避難所でおにぎりを分けるとき、一人でたくさんのおにぎりを確保する人がいたら、確かに私も目がつりあがります。

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しかし相手の国の文化や考え方を理解するなら、私も敬意をもって、自分の国の文化や考え方を伝えられると感じました。

この講演を聴いて、自分が思っていたよりも身近なところで、異文化理解が求められることを学びました。
「異文化理解が求められるのは、なにも自分が海外に行ったときのことに限られない、国内にいても同じだ」ということを再認識しました。

次に私は、国際理解教育プログラムの紹介として、「石油と私たち」のワークショップをグループの皆さんと一緒に紹介しました。少し緊張しましたが、来客の皆様に、しっかり「紹介」することができて一安心しました。

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石油と私たち

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 食から見える世界

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甘くて苦いチョコレートの真実


「イイ気」になってはいけないのですが、その後の講評では、釜田聡教授に石油工場見学について良い評価(もったいないお言葉)をいただき、素直に喜びました。

その後のパネルディスカッションのときに、私がエレベーターで声をかけたフランス人女性が、来てくださいました。そして、日本と異なる文化をもつ側から見た「日本の異文化理解度」を聴くことができました。

『このパネルディスカッションで話す人はみんな日本人ですが、実際に異なる文化をもつ外国人も参加させた方が良いですね。』と指摘され、そのとおりだと私も思いました。


シンポジウムの最後でも、「ワークショップを行う側の人間を多国籍化する方法もある」という話がありましたが、同じ文化をもつ私たちの中だけで、国際理解の向上を図って行動するだけではなく、実際に異なる文化をもつ外国人と協力して、ワークショップをつくれたら、異文化理解がよりDEEPなものになると感じます。

全体的にこれからの課題も指摘していただき、ワークショップ向上の糧となる経験ができました。


BY インストラクターはせがわ
by iuip-nuis | 2009-11-14 16:30 | インストラクターニュース